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社長北海道日記(2016年)

2016年12月17日

ホームページリニューアル中

いつも読んでいただいてありがとうございます。

あと2週間ほどで新年を迎えますが、みなさま新たな年をどう迎えるかお考えでしょうか?何かいろいろあった年で、世間は非常にざわついているように感じるのは私だけでしょうかねえ。笑

私は、何か今年はへんな年だなと感じながら仕事をしてきました。どうもいろんな事を社会が表面だけ捉えて決まっていくと申しますか、ポピュリズム的と申しますか、大切なことを見落としながら形だけは変化していってるような気がします。

この感覚はインターネットが広まった頃によく似ています。たぶん、来年くらいから大きな変化が起き始めるのではと予測しているのですよ。今年はそんな前兆の年だったのかもしれません。ただ、あくまでも私だけがそう感じているだけかもしれませんが。笑

ただ、変化したとしても、みんなにとって良い時代が来ることを願って止みません。また、そうでないといけないですよね。楽しくなくなる変化なんて、誰も望んでいないのですから。

みんなで良い社会を作っていきたいものです。

私の来年の抱負はあまりないのですが、いたずらに社会や時代の変化に振り回されず、何をするにしても足元をしっかり見て、盤石なものを築いていきたいと思っております。

未来のことを考えながらも、今を楽しんでいきたいと思っています。今は過去に望んでがんばってきた結果ですから。ホームページを作りながら、そんな事をふと考えていました。

そうそう本題があとになってしまいました。実は今、ホームページをリニューアル中なんですよ。お客様から提案をもらったり、不便だなと感じたところから改善しています。また、ポイントシステムも作っているのですよ。一年越しに結構改善してきたので、オープンを楽しみにしていてくださいね。早ければ来年1月末に、遅くとも2月初め頃には完成すると思います。

さて、みなさま。もう少しで新年です。先はわかりませんが、良い年になれ!と念じれば通じると思います。通じさせましょうね。

 

 

2016年10月30日

先日、大沼公園で紅葉祭りが開催されていました。ハロウィンコンテストや、紅葉ライトアップクルージング、花火大会と催し物盛りだくさんで賑わっていました。

大沼公園

 大沼公園

ハロウィンコンテスト

 大沼公園紅葉祭り。ハロウィンコンテストの審査員

ジャック・オー・ランタン

大きなカボチャを繰り抜いて作った、お化けジャック・オー・ランタン

紅葉

新幹線が開通してから観光客がたくさん増えました。キャンピングカーで道内を一周する観光客も増え、函館は活気づいています。この日も駐車場がいっぱいになるほど大賑わいでした。

いやあ、やっぱり活気づくとこちらまで嬉しい気分になりますね。

キャンピングカー

ちなみにこちらは私のキャンピングカーです。ソーラーシステムも作って、どこでも仕事が出来、寝泊りできるようにカスタマイズしています。道内の仕入れ開拓にも使います。

北海道とひとくくりに言っても、南から北まで車で12時間かかります。北海道は道の駅が沢山ありますので、これだと寝泊りにも不便を感じることはありません。来客の時も時間が許される時は、お客様に周辺を案内することがあります。

実は今、この社長日記も、出先から車の中で書いているのですよ。

 

2016年10月01日

現在、さかなだマートをシステムリニューアルしています。10月までには新しいシステムを採用したサイトになりますので、リニューアルしましたら詳細と共にご案内させていただきます。また、同時に使いにくかった箇所も数点改善しています。

今後とも一層の工夫と努力をしてまいりますので、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

いやあ・・、今年は波乱万丈の北海道です。なにより台風の影響が響きました。予想以上に被害が大きく、ほたて貝の養殖や牡蠣にも多大な損害を与えていきました。鮭の網や物流にも影響があり、秋、例年のように活気がありません。本州の方たちも同じように被害や損害があったことと思うと心が痛みます。また台風18号が上陸するようで、みなさんも北海道と同じくうんざりしているでしょうね。

自然には勝てませんが、それでも私たちに出来ることをしっかりやって、未来につないでいきたいと思います。お互い頑張ってまいりましょう。

 

2016年09月13日

道南も台風の爪痕から少しずつ回復してきております。鹿部から大沼、函館に通じる道路も開通しました。
函館から鹿部まで40㎞前後ですが、道路が寸断されたことで、迂回路を通っていましたが、片道20km増えて60kmの道のりを余儀なくされていました。
年内復旧は難しいだろうと言われていたので、ちょっと大変だなと覚悟していましたが、とりあえずは片道通行で開通しました。

函館から通っている社員がほとんどですからいち早く回復してほしいと願っていたのですが、予定より早く開通したので、ほっとしています。
たくさんの方にお気遣いいただき、心から感謝しております。

仕事も本格的に稼働できるようになりましたので、秋、冬本番、がんばってまいります。
 

2016年09月06日

今日は世界料理学会に出品してきました。
私は会社で水産新聞の取材があり出席できなかったので、鈴木課長と松本さんにお願いしました。
出品は、熟成刺身用イカ、ごろ巻きルイベの2品です。
ブースの場所はいつも通り、入り口の最も近いところに用意してくれていました。

大雨が降ったこともあり、昨年より入場者数は少なかったようですが、それでも活況でした。
ウィンザーホテル、ホテルチェーン店、スーパーチェーン店、プリンスホテルのバイヤーさんなど試食してくれて、みなさん非常に感動してくれたそうです。

いかごろルイベは誰が食べても感動してくれます。まず100%と言って良いほどです。
スーパーのチェーン店さんは、刺身用熟成イカを食べて、これだけ硬さがありながら、甘みが濃いイカは食べたことがないと感動されていたようです。

また、サプライズで、くいしん坊万歳の辰巳琢朗さんが試食に寄ってくれたそうです。
おそらくお忍びで観光でしょうが、3人居て、みなさん感動されていたようです。

今回は、もう少し目立つようにしようと、プレゼンをしましたので、華やかになりました。
また来年も出展したいと思います。

お立ちよりいただいたみなさま、ありがとうございました。

営業、仕入れ担当の鈴木課長

みなさんに感動していただきました。

営業の松本さん

 

2016年08月25日

函館市国際水産・海洋総合研究センターで開催された、セミナーに参加してきました。

函館市国際水産・海洋総合センター

函館市国際水産・海洋総合センター

函館市国際水産・海洋総合センター

今回のセミナーは、中骨まで柔らかく食べやすいカレイ加工技術の開発についてでした。高圧高熱処理方法についてです。残念ながら現在のさかなだマートの商品ラインナップの中では活かせることが出来ませんが、加熱調理の商品開発を行った折には活かしたいと考えています。

他にも6次産業化の推進についてや、農商工等連携促進法などの解説などがありました。

 

 

2016年08月09日

北海道はやっと本格的な夏がやってきました。正しくは、北海道噴火湾は・・と言ったほうが良いですね。と申しますのも、噴火湾以外の地域は早くから夏らしい気温ですので、更に言えば、噴火湾の鹿部町はかもしれません。売り切れ商品が多くなりましたが、今、噴火湾はコンブ漁のためあまり魚の漁に出ないことによります。8月も終わりに近づくと漁に出る船も増えてきますので、再開できる商品も増えてくると思います。

ここは真前が太平洋、真裏に駒ヶ岳があって、駒ヶ岳の冷気が下りてくるので涼しいのです。また、この時期、霧がよくかかるので、日照時間も短いことも原因の一つです。最近までは夜になると寒いくらいの時もあり、毛布を掛けて寝る時もあったくらいです。もちろん、冷房はつけたことがありません。扇風機で十分なのですよ。

すぐ隣の函館とも気温が違い、平均4~5度くらい気温が低いですね。函館で遊んでると暑いのですが、駒ヶ岳に近づいてくると、あるところを境に急に涼しくなります。でも、冬は北海道の中では温暖なほうですから、一年を通じてとても過ごしやすいところなんです。

生まれが奈良の吉野ですから、奈良と比べると雪は多いのですが、とても気に入っています。北海道へ来て早や18年経ちます。38歳までは山に囲まれた生活をしていて、後半は海と山に囲まれた生活です。若い頃は海の生活や仕事をするとは考えてもみなかったのですが、縁をは不思議なもので、引き寄せられるようにここへ来ました。

知人でドイツへ移住した女性がいまして、その方がここへ来られた時、この地は珍しい地だとしきりに言っておりました。真裏に雄大な山があり、真前に広大な海があって、その狭間に位置するこの地は、サスティナブルな自然を感じると。そういえば最近、お客様が工場見学においでになられた時、その方もおっしゃっておられましたね。珍しい地だと。日本中を回っている方なので、他とは違う何かを感じられたのでしょう。

多くを学ばせていただいた京都大学農学博士の木村氏が隣町生まれで、奈良に居る時、その方に食を学ぶ者にとっては良いところだから是非来てみなさいと勧められました。縁あって来たのですが、ひとめぼれと申しますか、すぐに気に入りまして、永住することになりました。

当時私は、イタリア料理店を開業し(現在も運営しています)、厨房に立っていましたが、すぐに決意して後任に任せてここへ来ました。長年食に携わっていたこともあり、水産メーカーもここへ来てすぐ立ち上げたものですから、もう17年になります。

若い頃は、イタリア修行、貿易事業と海外を飛びまわっていましたから、これだけ長くひとところに定住するのは初めてなんです。自分自身余程気に入ったのだと思います。

人生半ばにして良い縁をいただいたのですから、これからもしっかり水産業界やお客様のために力を尽くしていきたいと思っています。

2016年06月03日

今朝、子供が発見されました!
良かった!とにかくよかった!
今、ヘリが真上をブンブン飛んでいます。というのも、発見された場所が自衛隊の演習場の中の避難小屋です。
嘉楽の真裏です。ここから5分も無いところです。

樹海の中を6kmも歩いてよくここまで来たなと、奇跡に会った気持ちです。実際は10㎞以上も歩いたでしょう。
しかも夜中に、まったく灯りの無い山中を、しかもたどり着いたところが演習場の避難小屋ときてます。
避難小屋には水があったらしく、水で命を繋いでいたそうです。本当に奇跡です!

誰しもがもうだめだと思って諦めかけていたと思います。
最後の最後、もう一度と思い昨日も捜索しましたが、今朝、発見され、心から嬉しいです。
捜索隊も大幅削減する今日に発見されたわけです。
子供は元気だそうです。

ご両親もおばあちゃんも大喜びでしょう。
私も捜索に参加して報われた思いです。みんなも同じ思いでしょう。

いやあ、子供は大人が考える以上に逞しいですね。

捜索している時、山の中に、小さな女神の石像があって、なんでこんなところにポツンと女神の石像なんてあるのだろうと思いながらも、
手を合わせて助けてやってくださいと祈っていましたが、助けてくれたのだとしか思えません。

奇跡は起きるものです。誰しもが予想できなかったことです。
目に見えない力を信じることの大切さを教えてくれたような気がします。

見つかって良かったねと沢山のメールを頂戴しました。
みなさんの思いが通じたのだと思います。

この場を借りて感謝申し上げます。


ありがとうございました。

 

2016年06月02日

この3日間、七飯町で起きた子供遭難事件の捜索に参加していました。嘉楽は鹿部町ですが、大沼公園へ抜ける近道な林道で、私もよく使う道なので、土地勘がありました。登山歴の他に、ロッククライミング、渓流釣りなど、山には慣れていますので、ハーネスやスリング、カラビナ、エイト環、ザイル、発見した時のエマージェンシーツールなどを持って捜索しました。自然をよく知っていることや、土地勘があり、また、子供と聞いてじっとしてるわけにいきませんでした。

谷や崖、樹海にまで入って捜索しましたが、残念ながら発見できませんでした。雨が何度も降りましたので、捜索も難航を極めました。樹海に入ると熊も居るものですから、捜索が簡単には進まない理由の一つでした。

今日は自衛隊も出ていましたが、手がかりはありませんでした。私のほうは3日間、山や崖下、谷を駆けまわしたので、もう足がついていきません。明日も捜索が行われるようですが、私自身が二次災害に巻き込まれる可能性があるので、昨日で打ち切りです。

一刻も早い救助を祈っています。

 

2016年05月16日

海苔採りの写真を撮りましたので、ご覧ください。

この時期、干潮になると、海苔採りが始まります。

海苔採り

 

海苔採り

2016年05月09日

一昨日、海に鮮明な虹がかかりました。あまりに綺麗だったので、撮影しました。

虹

また、昨日、行者ニンニクとタラの芽を摘みに山に入りましたが、山頂近くで野生馬に出会いました。

野生の馬

山から突然野生馬が。放牧していた馬が逃げて野生化したのでしょうか。以前にも山中で5~6頭の馬の群れと遭遇したことがあります。

キタキツネ

キタキツネの子供。子供の頃は警戒心が薄いので、近くに寄っても逃げない。

 

2016年04月22日

刺身用ほっけの予約が増える一方ですので、生産量を増やすためにラインの再構築や、道具の見直し、チームワークの図り方を見直しています。

その一環で、今日はフィレにする包丁をもう一度見直してみようということで、使い比べしていました。

包丁

添付の写真の手前から、9寸白二鋼たこ引き、7寸青二鋼やなぎ、8寸青一鋼ふぐ引き、9寸白二鋼やなぎ、一尺白二鋼やなぎです。

多い時は、一人で500㎏を捌く時もあるものですから、切れ味と切れ味の持続性ともに必要になります。

以前は筋引きで捌いていたのですが、最近は和包丁で捌くようにしています。
 
全部使ってみたのですが、やはり刃持ちは青一が良く、切れ味は白二鋼でした。また、長さはホッケに対して9寸が最も良く、一刀で捌けました。

切れ味は白鋼、刃持ちは青鋼です。

9寸白二鋼やなぎが長さと切れの面で、この中では最も適切でした。一尺は長すぎましたね。

ただ、ベストを求めると、9寸白一鋼本焼きが欲しいところです。
白二鋼より刃持ちが良く、切れ味も良いからです。

もう一つの案は、刃が薄く切れ味が良いふぐ引き青一鋼本焼き9寸です。刃が薄い分、切れが良く、青一鋼は最も切れ味が長持ちするからです。

迷うところですが、いずれも高価な包丁ですので、よくよく考えてから購入したいと思っています。
 
ほっけの骨は細く柔らかいので、包丁を選ぶ際、比較的自由度は高く、ベストが見つかると思っています。
 
最後に持ちたい包丁は、やはり自分で設計して打ってもらう包丁です。以前、京都有次で打ってもらったマキリは自分で設計したものでしたが、今も大活躍しています。
 

2016年03月23日

ほたて貝を始め、ぼたんえび等、春の漁が始まりましたので、忙しくしています。

ぼたんえびの販売は久しぶりです。どうしてもブライン凍結で作りたかったので、頓挫していました。ブラインで仕上げるとなると、真空包装しなければいけないので、角や触覚が折れないようにどうするか考えていたのですが、アルミのトレーで作ることにしました。また、一尾ずつ取り出せるようにもしたかったのですが、こちらもアルミ箔で包んで個別に包装することで解決しました。

足も触覚もほとんど折ることなく取り外せます。

冷凍はビニールパックで作っているところがほとんどですが、エアブラストだとパックが盾になって冷気が当たらず、なかなか凍りません。効果なエビなもんですから、解凍しても生と変わらないものを作りたかったのです。とにかく5年ぶりの販売再開にこぎつけることが出来て感無量です。

最近ちょっと面白い技術に目を向けています。ナノ窒素バブルを使った鮮度保持技術です。ナノと言うと目には見えない泡です。この泡を含んだ水に魚を浸けておくと数倍鮮度が長持ちするというものなんです。逆に酸素のナノバブルもあるんですが、これは活漁を活き良くできる泡なんですよ。

まだまだこれから情報収集と実験を繰り返していくんですが、ちょっと面白そうだなので、しばらく研究してみます。

また実験結果が出ましたら発表しますね。

さあ、函館新幹線開通まであと3日です!函館の町はいつもより沸いています。ちょうど五稜郭の花見のシーズンに入りますので、本州からも沢山の人が函館を訪れることでしょう。

楽しみにしています。

 

2016年02月27日

牡蠣についてのレポート

今日、知内から瞬間冷凍に使う牡蠣を仕入れて身の大きさを調べました。

以前(1月15日)より身が大きくなりました。この分ですと、あと2週間くらいで本格的に作れるかなと思っています。解凍しても活と変わらないので、技術的には非常に高い完成度だと考えています。

殻があれば盛り付け時にも映えますので、殻もセットで一緒に送れるように企画しています。イタリア料理に、牡蠣のグラタンプーリア風というのがありまして、殻に牡蠣を盛りつけて、こしょう少々、ニンニクのみじん切り少々、生クリーム、オレガノをふりかけ、リコッタチーズを乗せて、そして白ワインをふりかけ、最後にパルメザンチーズを振ってオーブンでチーズが溶け始める頃まで焼くという料理があります。

私はリコッタを乗せる前ににアンチョビを少しちぎって入れるのが好きです。

牡蠣に火が入るか入らないかという時点でオーブンから取り出しますが、白ワインもアルコールが完全に飛んでいない状態なので、牡蠣の香りと相まってとても美味しいんですよ。

まあ、殻があればこういった料理も出来ますから、やっぱりあったほうがいいのかなと考えていました。

 

2016年01月28日

大沼公園わかさぎ釣り

暖冬から厳しい冬に一転しましたが、みなさまいかがお過ごしですか?風邪など召されていませんか?

先日、函館に行く途中、大沼公園添いを車で走って行ったのですが、凍った湖の上でたくさんの人がわかさぎ釣りをしていました。

子供さんもたくさん居たのですが、子供は元気ですね。走りまわったり、釣りしたりととても楽しそうでした。

わかさぎ釣り

大沼わかさぎ釣り

大沼ワカサギ釣りと子供

2016年01月21日

函館市国際水産・海洋総合研究センター

今日は、一昨年に完成した、函館市国際水産・海洋総合研究センターを訪問しました。

未来大学や、函館水産試験場、北海道大学大学院水産科などが施設で研究をしています。施設の中には海底を探査するロボットなども展示されていました。いろいろ施設の概要や、建物を案内していただき、私たち企業にも非常に協力的に迎えてくれました。

函館市国際水産・海洋総合研究センター

函館市国際水産・海洋総合研究センター

函館市国際水産・海洋総合研究センター

館内には、海洋都市構想などの案内も

海底探査ロボット

海洋探査ロボット

説明を受けたり、私たちの取り組みを説明している内に、来月開催の、年に一度のシンポジウムに招待していただくことになりました。

むつ研究所、函館水産試験場、未来大学、北海道大学の教授たちの成果発表の会です。

津軽海峡の環境変動観測、海洋短波レーダーによる東部津軽海峡の表面流モニタリング、大型実験水槽を用いたイカ類の繁殖生態に関する研究や、北大FSC生態系変動解析分野の研究開発概要、スマートな操業を目指したイカ釣り漁船のリアルタイムモニタリングなど、内容もさまざまです。

特にイカの生態に関する発表は楽しみです。私たちの商品開発のヒントにもなります。

国際的な水産・海洋に関する学術研究拠点として海洋都市構想を立て、産官学が連携してマリンサイエンス分野で世界をリードする研究成果や革新技術を生み出し、雇用の創出と産業経済の活性化に結びつけることが狙いだそうです。

2月17日にシンポジウムがありますので、また結果報告します。

 http://center.marine-hakodate.jp/

 

2016年01月19日

大時化

今日は大雪の上に荒れました。波は堤防を越えて船に覆いかぶさるような荒々しさです。

大時化

夕方になり、船が気になった漁師が波を避けながら、大丈夫かなと見に来ました。

大時化と漁師

これだけ荒れた日もまた珍しいほどです。撮影していた私も頭上から波が被さってきて濡れてしまいました。

晴れて凪の海は広くおおらかですが、一度荒れるとその様相を一変させます。自然は人にやさしく、そしてまた厳しい。

 

2016年01月15日

生牡蠣瞬間冷凍

ここ数日、北海道知内の生牡蠣の瞬間冷凍を試みていました。

昨年、マイナス55度の壁を破って、液体をドライアイスの温度近くに下げることができたので、その威力を牡蠣でテストしていたのです。

計測ではマイナス65度ですが、実際はまいなす75度近くあると想定しています。

生きた牡蠣の殻を除いて身だけにし、真空包装して液体凍結庫に漬けてみました。凍結時間は5秒でした。

これは液体窒素を噴霧する窒素凍結よりも50~60倍速い時間です。

知内の牡蠣

マイナス75度瞬間冷凍

 

驚異的な速さですねえ・・。

そこで今度は解凍してみました。

解凍の仕方は2種類。袋ごとぬるま湯に漬けて半解凍してあとは冷水に落として完全に解凍する方法。もう一つは終始冷水で解凍する方法です。

いくらかぬるま湯解凍のほうがいいように感じましたが、明確には差が出なかったように思います。

これは牡蠣自体が小さな個体ですので、あまり差が出なかったのかもしれません。

知内産牡蠣

牡蠣を解凍した写真

 

その後、生のままの牡蠣と、冷凍解凍の牡蠣を二つ並べて試食会をしました。試食するスタッフにはどちらが冷凍かを教えていません。

結果は、3人とも「どちらが冷凍かわからない」でした。

知内産生牡蠣

                  解凍した牡蠣を盛りつけたところ

 

さてさて、これが成功したらどうしたかったのかですが、実は活牡蠣と変わらない冷凍を作って、剥いたあとの牡蠣の殻を添えて販売したいと考えているのですよ。

こうすることによって、盛り付けも映えますし、実際食べても活と変わらない美味しさですから、飲食店さんにも喜ばれるんじゃないかと。

 

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